甲殻類
* 体は頭部、胸部、腹部に分かれる。頭部と胸部は見かけ上まとまって、頭胸部を構成することがある。
* 頭胸部背面から伸びた甲羅状の構造があり、背甲と呼ばれる。これによって頭胸部、あるいは全体を覆っているものが多い。全くこれを欠くものもある。
* 頭部、胸部、腹部は複数の体節から構成され、各体節には付属肢がある。付属肢の基本形は外肢と内肢に分かれた2叉型。さらに付属肢の基部の節に外葉、内葉がつく場合もある。外葉は副肢ともよばれる。付属肢や副肢は多様な機能に合わせ変形したり退化している。
* 頭部には2対の触角があり、第1触角は2叉分枝、口には3対の口器がある。
* 胸部の付属肢は歩行用および遊泳用に使われ、外肢や副肢は退化したり鰓になっていることがある。
* 腹部の付属肢はエビ亜綱以外では退化している場合が多い。腹部末端の尾節には尾肢あるいは尾叉などと称する付属肢起源の構造があることが多い。
* 幼生は2対の触角と口器を持つナウプリウス幼生で、変態を行って成体になる。より発生の進んだ形で孵化するものや、成体に近い姿で生まれるものもある。
なお、甲殻類には固着性や寄生性のものも多く、それらのものでは足や体節が失われていたり、極端な場合は節足動物とさえ見えない姿のものがある。 体の大きさはヒメヤドリエビが全長0.09 mmから、タカアシガニの足を広げて2 mまでの広い範囲にわたる(以上、朝倉(2003)等から)。


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